社長挨拶・企業理念

三菱商事パワー株式会社 社長挨拶

私たちが日ごろ何気なく使う電力を取り巻く環境は、いま国内外で劇的に変わろうとしています。国内では電力やガスのシステム改革が進み、電力会社以外の事業者が卸・小売事業に数多く参入しています。電力市場も環境に配慮しつつ、市場参加者間の公平性を保つように制度整備が行われています。海外に目を向ければ、欧米での再生可能エネルギーの積極的な導入や米国でのシェールガスを使った高効率ガス焚き発電の普及といった流れにあります。

私ども三菱商事パワーは、2015年に三菱商事の国内における電力事業を継承して発足し、製造業の工場内で自家発電のアウトソーシングを請負うオンサイト事業と火力・再生可能エネルギーによる発電事業(IPP)を計画から建設、運用まで一貫して行っています。

現在17の発電事業を運営しており、2017年度には、新潟県上越市、岡山県倉敷市、宮城県石巻市の3地点での商業運転を開始する予定です。また、昨年新たに福島県2地点での高効率石炭ガス化複合発電(IGCC)による発電事業と秋田県での国内最大級の風力発電事業への参画を決め、着工の運びとなります。こうした建設中のプロジェクトが商業運転開始を迎える2020年代初頭には持分容量で1200MWを超える予定です。

国内では原子力再稼働に不確実性が存在する中で、当社の主要顧客層であるエネルギー多消費型の製造業者にとっては経済性と環境負荷低減をバランス良く取り組むことが経営課題のひとつとなっています。また、当社と致しましても、お客様はもとより、地元住民や自治体の皆様からのご理解・ご支援を得てこそ電力事業は推進し得ると心得、エネルギー企業としての社会的責任のもと、持続可能な社会の実現に貢献して参りたいと存じます。

三菱商事の企業理念「三綱領」のひとつである「所期奉公」は「事業を通じ、物心共に豊かな社会の実現に努力すると同時に、かけがえのない地球環境の維持にも貢献する」という考えです。当社も「三綱領」の理念に従い、国のエネルギー政策と産業界の多様化するニーズに応えることに主眼を置き、今後も最新鋭技術や高効率コジェネレーションの採用による経済性と環境への配慮を両立させた火力電源の開発と共に、再生可能エネルギーの分野でも太陽光・風力に加えて地熱、バイオマス、水力などの新たな分野に積極的に取り組んで参ります。

当社ならびに当社事業に対するご理解・ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

代表取締役社長 岩﨑 芳博

企業理念

電力供給において「三綱領」を実践します。

企業理念
  • 所期奉公

    事業を通じ、物心共に豊かな社会の実現に努力すると同時に、かけがえのない地球環境の維持にも貢献する。

  • 処事光明

    公明正大で品格のある行動を旨とし、活動の公開性、透明性を堅持する。

  • 立業貿易

    全世界的、宇宙的視野に立脚した事業展開を図る。

(2001年1月、三菱グループ各社で構成される三菱金曜会にて申し合わされた現代解釈)

三菱商事グループの一員として、三菱商事の社是である「三綱領」を当社の企業理念とします。
「三綱領」の下、ステークホルダーに対する責任を果たし、電力供給を通じた豊かなエネルギー社会の実現に貢献します。